2008年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2008年08月

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続「カメラマンへの道」

いよいよ編集長に会う日。

もう、朝からドキドキものです(笑)

僕を推薦してくれた編集者が編集長を紹介してくれた。
満面の笑みを浮かべた編集長と名刺交換をして・・・

今回の仕事の内容に関して詳しい話を聞く事になった。

その内容は・・・

・この連載の為に特撮(今の僕が普通にやってるような、タレントさんが撮影の為に特別に時間を作ってくれること)の時間は出せないという条件だったらしい。

・この連載は○○さんのインタビュー記事がメインの紙面作りをするということなので、紙面に掲載する写真は毎回○○さんが写ってればいい。
なぜなら、ファンはどんな写真でも○○さんが写ってれば喜こんでくれるから・・だから特撮じゃなくて取材写真で充分大丈夫だということ。

・○○さんは超売れっ子なので忙しい、だから事務所から「明日の~時頃だったら写真が撮れる時間があるから取材に来て欲しい!!」と連絡があっても、すぐ取材現場に行けるカメラマンを探していたということ。
つまり、有名カメラマンだとスケジュールをあわせることが無理だから・・・
今日の明日でもOKと言ってくれそうなカメラマンを捜していたということ。

・担当編集者のAさんは、この編集部に出入りしている僕クラスの取材の撮影がメインの若手カメラマンの中では僕が一番センスがあると言って編集長に推薦してくれたということ。

僕は編集長から「それじゃぁ頼むよ!!期待してるからな!!」と言われ、握手をして別れたあと・・・担当編集者のAさんには感謝したけど・・・

自分が今回カメラマンに選ばれた理由を知って・・がっくりしてアパートに帰ったのです。

そして「やっぱりなぁ~世の中そんなにあまくないよなぁ~せっかく○○さんを撮れるのに特撮じゃなくて取材かよ!!これじゃぁ自分がこう撮りたいという写真が撮れないじゃん!!宅間國博こここにあり!!って世間に見せられないじゃん!!」と・・・自分勝手に落ち込んだのです。

数日後・・担当編集者から「週末に第一回目の撮影が決まったぞ!!」という連絡があった。

「撮影できる場所が場所だから撮影時間は数分しかないよ、大丈夫か?」

「場所はどこですか?」

「~~~~だそうだ、撮影していいのは○○が~~~の途中だけらしい」

「え~~~~!!本当ですか?」

とびっくり!!

実は・・・

電話の向こうの編集者が「お前本当に大丈夫かよ?」と心配するのをよそに・・・

僕は心の中で「ラッキー!!俺はやっぱり運がいい!!」と叫んだのです(笑)

編集者がおもいっきり心配してるのに、
どうして、僕が「ラッキー!!運がいい!!」と思ったのか?

それはですね・・・・その撮影場所にあったのです。

「撮影時間が数分しかないよ!!」って言われた場所はいったいどこだったのか?

続く・・・
0807298.jpg


毎日暑いので、涼しく感じてもらえたらと思ってこんな写真を載せました。
緑の向こうに見える水辺の色は加工していませんよ・・本当にこの色だったのです。

☆うれしいメール☆

5月のオープンワークショップに参加された方とマンツーマンワークショップの会員の方からうれしいメールがあったので掲載させて頂きます。

*Aさんからのメール

今回は嬉しいご報告がありまして、ご連絡させていただきました。

営業についてのオープンワークショップに参加させていただき、先月に3件ほど、作品を持って出版社に営業に回りました。

すると、なんとその内の2社から撮影依頼がきたのです。
あいにく、1社はスケジュールの都合が合わず、断ることになってしまったのですが、作品を認めてもらえたことが、とても嬉しかったです。

もう1社の出版社の撮影は、先週すでに撮影を終え、
「素晴らしい写真をありがとうございます。」とのお言葉をいただきました。
そして、今日その出版社から、もう1件新たに撮影の依頼をもらったのです。

これもワークショップで営業のノウハウを、伝授していただいたおかげです。
本当にありがとうございました。
宅間さんが教えてくれなければ、今も営業に行きたいのに、やり方がわからず、きっとウジウジしていたことでしょう。

実は、去年に行われたオープンワークショップでも、宅間さんに営業について質問し、
営業について教えていただいたのに、結局、勇気がないために、一歩を踏み出すことができませんでした。

それでも、懲りずに前回の営業についてのオープンワークショップに参加し、

「すべては自分が1歩前に踏み出すという行動するかどうか?」なのです。

この一言に勇気をもらい、やっと大きな一歩を踏み出すことができました。

ワークショップで宅間さんから教えて頂いたことを常に忘れずに、これからも撮影と営業を楽しみたいと思います。
また、嬉しいご報告ができましたら、ご連絡させていただきます。

宅間さんが試行錯誤して、作り上げてくれた最高の営業のノウハウ、大切に使わせていただきました。
おかげさまで、本当に役にたちました。
ありがとうございます!


最後にもう一度言わせてください。

誰も教えてくれない、大切なことを教えていただきまして本当にありがとうございました。

宅間さんのおかげで、カメラマンとしての大きな大きな一歩を踏み出すことができました。


*Bさんからのメール

お世話になっております。マンツーマンワークショップ会員のBです。

今年の1月に事務所におじゃましてちょうど半年ほどたちました。


1月以降、ひたすら自分が仕事をしたいファッション系の編集部に営業にまわっていました。

私の目指しているファッション業界は想像通りかなり壁が厚いことを実感する日々です。

そんな中○○というファッション系の写真を使っている○○の編集長に気に入っていただき、先日巻頭のタイアップページ3ページを担当させて頂きました。

当日はロケなのに土砂降りの雨でコンディションとしては最悪でした。予定しているカットは一枚もとれそうにありませんでした。
でも、逆に「これはチャンス!!!」と思ってわくわくしてきました。
ロケ地がたまたま自分も作品撮りでよく使う場所だったこともあり、当日の朝、どこでどのように撮るべきか、誌面のストーリーから挿入するイメージカットのディレクションまですべてこちらから提案させて頂いたのです。

おかげさまで撮影は無事に終わり、編集の方はすごく感激してくれました。

そして、ついに!といいますか、ようやくその雑誌の次号で表紙と扉ページをすべて任せて頂けることになったのです!!!

ワークショップではたくさんの勇気を本当にありがとうございます。

☆Aさん、Bさん、うれしいメールありがとうございます!!

僕も休みたい日曜を犠牲にして(笑)
マンツーマンワークショップやオープンワークショップをやってる甲斐があります。

*ここで誤解しないで欲しいのは、僕がワークショップでこの2人の作品を製作したのではありませんよ(笑)。

AさんもBさんも、作品を見た人が「今度この人に撮影を頼みたい」と思わせるクオリティーの作品を制作したからです。

AさんもBさんも、自分が行きたい目的地の行くのに必要な装備の大半を持っていたのです。
ただ、どの道をどうやって歩いていけばいいのか?ということを知らなかったのです。

僕は、AさんBさんが目的地に行く為に必要な装備のアドバイスと、「目的地には、この道をこういう方法で歩んで行けばいいですよ」と、アドバイスさせてもらっただけです。

*2人は目的地に行く為に一番大切な装備を持っていたのです。

それは、何があっても「カメラマンへの道」の歩みを諦めない!!という強い意思です。

 

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| カメラマンへの道 | 2008年07月30日 | コメント:4 | TOP↑

続「カメラマンへの道」

プロカメラマンとしては、信じられないくらいなおバカな失敗をしてからは

「もう2度と失敗はしたくない」という思いで、まだまだ自分マスターしなければいけないことを徹底的に練習した。

失敗した雑誌以外の仕事を自分なりに一生懸命こなしていた・・・

そんな日々が2年くらい過ぎた頃

いつも仕事をさせてもらってる編集者から電話があった。

「今度うちの雑誌で○○さんの連載が始まるんだよ・・・それでね、
編集長に誰かいいカメラマンいないか?って聞かれたんで、宅間君を推薦しようと思ってるんだよ・・どう、やってみる気ある?」

僕「えっ,○○さんって・・あの・・○○さんですか?」

「そうだよ!!撮る自信あるか?」

僕は大学時代から、ここぞ!!っていう時にはこの言葉を使おうと決めてた言葉があった。

「撮る自信あるか?」と言われたコンマ数秒の間に、心の中で「あの言葉を使うのは今だ!!」と叫んだ。

そして「今の僕に必要なのはチャンスだけです!!」

と言い切った。

数秒の沈黙があった・・・

「わかった!!・・決まったら電話するよ」

と言って、電話が切られた。

「・・・・・・・・・」

しばらくの間、僕は放心状態だった。

そして「やった~~~~~~~~~~!!あの○○の、写真が撮れる!!それも1年の連載なんて!!」と、結構大きな声で叫んでしまった(笑)

この○○さんとは、当時、メチャメチャ人気があったタレントさんで、日本人で知らない人なんかいないんじゃない?と思うくらい超有名な人だったのです。

もちろん今も有名ですけど。

この日の夜から僕は舞い上がってしまいました(笑)

ところが・・・3日経っても4日経っても1週間経っても電話がかかってこない。

僕は「やっぱりそうだ・・・僕なんかに・・あんなに凄い○○の撮影依頼なんか来る分けがない・・それも1年の連載なんて・・
きっと編集長が、もっとメジャーなカメラマンにしろなんて言って、・・もうそのカメラマンが○○さんを撮ってるに違いない・・」と、日に日に落ち込んでいったのです。

かと言って、こっちから「先日の件どうなりましたか?」なんていう電話をする勇気なんかもうとうありませんでした(涙)

そして、10日も過ぎて・・もう僕自信は100%諦めていた頃・・なんと

電話があったのです。

「はい、タクマです」(この時の僕の声は史上最大に暗かったはずです)

「タクマ君に決まったよ!!」

僕「えっ??あっ、ありがとうございます!あの、絶対いい写真を撮りますから、あの後悔させませんから!!」
「分かってるよ(笑)とにかく編集長が1度会いたいって言ってるから・・急だけど明日編集部にこれる?」

僕「はい、何があっても行きます!!」

そして、次の日・・編集長に会った。

そこで、超有名タレントの○○さんの1年間という連載を撮るカメラマンがどうして僕に決まったのか?という理由を聞かされた。

その理由を聞いた僕は愕然とした。

「え~~~~~~~~~~~~、そ、そんな理由で・・・僕が決まったんですか・・・・」

僕が愕然とした理由とは・・・

続く。

080718.jpg

久々の15歳の詩。

夏~~~~~~!!って感じでしょ?

雲は合成写真ではありませんよ(笑)

*僕が制作しているライティングDVDを購入した人達から

・先日、DVDを購入した○○と申します。
想像していた以上にとても親切な内容で、わかりやすく構成されていたので、とても参考になりました。有り難うございました。

・先日DVD到着しまして見させていただきました。
とても為になる内容でお金には変えられないものだと思います。
大変素晴らしい姿勢を感じました。

などなど、といううれしいメールが届いていました。

嬉しメール本当にありがとうございます!!

DVDを購入して頂いた人達からのうれしい声のお陰で、今制作しているDVD4(スタジオライティング応用編)の制作にも力が入ります。

DVD4は、DVD1(スタジオライティング実践編)をご覧になって「もっと、ストロボの他のライティングも知りたい!!また、ストロボ以外のライティングも知りたい!!」と思ってる人には、絶対お勧めです。

僕が今現在CDジャケットの撮影や写真集などで、普段の雑誌の撮影とは違った光で撮影したいと思った時に使ってるライティングノウハウが満載されていますから、
楽しみに待ってて下さい。

正直言って、本当は「教えたくありません」(笑)

今までに制作したDVD1、2、3の詳しい事を知りたい方は、僕のHPをご覧になって下さいね。
このブログの下の方からも直接アクセスできますので。

*この一ヶ月の間に、数人のブログをリンクしましたのでご覧になって交流をしてもらえたらうれしいです。
ご飯好きな人(笑)きれいな風景写真が好きな人、人の写真が好きな人・・
遠慮しないで訪問しておもいっきり交流を楽しんで下さい!!

 

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| カメラマンへの道 | 2008年07月26日 | コメント:6 | TOP↑

続「カメラマンへの道」

僕が知らなかったプロが失敗しない為にやっていた事とは・・

1-プロは本番撮影の前には必ず○○で露出を確かめる。
2-同じ種類のフイルムでも厳密に見ると色が違う(これは眼から鱗でした)ので、
撮影前には必ず○○○○○○○をする。
3-スタジオ撮影の時は、必ず○○○を計る。
4-撮影が終わって現像に出す時は必ず○○○○○をする。

の4点でした。

それは何かというとですね・・

1-プロは本番撮影の前には必ず「ポラ」で露出を確かめる。

・ポラといっても、アマチュアの方が知ってる、シャツターを押したら、「カッシャッ、ジ~~」と四角い写真が出てくるポラロイドカメラではありませんよ。

自分が撮影で使ってるカメラの裏蓋を外して、そこにポラパックを装填してポラを撮るという装置です。
僕は当時キャノンニューF1を使っていたんですが、そのカメラの裏蓋を外して、そこにポラパックを装填して撮るのです。
そうすると、カメラについてるレンズで撮ってままのサイズのポラが撮れるのです。

ワイドレンズを付けてたらその写真が、望遠レンズを付けてたらその写真がポラで撮れるのです。

つまり、本番で撮ろうとしてる写真を本番前にポラで撮って、本番ではどう写るのか?ということを確認できるのです。
構図、露出、色合い、などなどを確認できるのです。

僕は、こんなポラがこの世に存在することすら知らなかったのです(恥ずかしい~~)

2-同じ種類のフイルムでも厳密に見ると色が違う(これは眼から鱗でした)ので、
撮影前には必ず「フイルムテスト」をする。

・これは、例えばコダックのEPRで撮影するとしまよね・・
おなじEPRでもフイルムの箱に書いてるエマルジョンナンバーという番号で、なんと・・・色が微妙に違うのです。

とくに人物や商品を撮影するプロは、人物の肌色、商品の色、白をきれいな白色に出す為に、本番の撮影前には使用するフイルムと同じエマルジョンナンバーのフイルムでテスト撮影をしてフイルムの微妙な色を確認していたのです。

そして、本番の撮影では、カメラ前に・・
B、G、R、Y、M、C、の6色の色フイルターのどれかを付けて自分が望む色を表現するようにしていたのです。

これ以外に、色温度調節用の81(アンバー系)とか80(ブルー系)とか・・
とにかく、僕が見たこともない種類のフイルターを沢山使っていたのです。

このフイルターも各色1枚だけではなくて、M(マゼンタ)だとしたら・・
025M、05M、10M、20M・・といった具合にとても薄いマゼンタから少しずつ濃いフイルターまであって、それを自分好みに重ねて使うのです。

今日初めて聞いた人は「いったい・・なんのこと?????」と、理解できないと思います。
当時の僕もそうでした(笑)

プロは、自分好みの肌色、また見た目通りの忠実な色を再現する為にアマチュアの僕では考えられないような事をしていたというわけです。

3-スタジオ撮影の時は、必ずストロボの「色温度」を計る。

・ストロボは機種が同じでも光の色が違うのです。

プロはスタジオ撮影でストロボを使う時には色温度計(カラーメーター)を使ってそのスタジオのストロボの光の色(色温度)を計っていたのです。

そして、ストロボを自分好みの色温度にする為に、ストロボの前に色温度調整フイルターを付けて修正していたのです。

簡単に言うと、ストロボの光が青い時(色温度が高い)は、オレンジ系のフイルターをストロボ前に付け、ストロボの光がオレンジの時(色温度が低い)は、ブルー系のフイルターをストロボ前に付けて調整していました。
このフイルターも2色なんだけど、濃さが微妙に違った種類があってそれを色温度に合わせて使用するのです。

・スタジオのストロボの光だけではなく、実は太陽の光も
朝、昼間、夕方、そして木陰、曇り空の下という時間と場所で、太陽の光の色温度が違うので、人物の肌色が微妙に違って写るのです。
その為に、太陽光の下での撮影の時でもプロはフイルターで調整して撮っていたのです。

4-撮影が終わって現像に出す時は必ず「切現テスト」をする。

・僕は撮影が終わったら撮影済みフイルムをそのまま現像に出していたのです。
ところが・・プロは、現像を出す時に、なななんと・・撮影が上手くいったかどうか?の、最後の確認作業をしていたのです。

それは切り現テストと言って、36枚撮りのフイルムだったら最初か最後からの5枚くらいだけ現像に出して、露出が適正かどうか?ということを確認するのです。

そして、もし写真がアンダーだったら本番現像では増感して写真を明るくし、写真がオーバーだったら減感して写真を暗くして最終的に適正露出の写真に仕上げるのです。

この増感、減感という指示も、増感だったら+4分の1、+3分の1、+2分の1、+3分の2、+1、+2、減感だったら-3分の1、-1といった感じに、とても細かく指示できるのです。

つまり、もし撮影時に露出を間違っていたとしても数枚だけをテスト現像することで残りの撮影分のフイルムは適正の明るさに調整できるのです。

僕はプロが失敗しない為にやってる数々のことを知って・・・
本当に眼からウロコが落ちました。

そのウロコは今でも大切に取っています(笑)

それまでの僕は、露出はカメラのTTL任せにしてシャッターを押すだけでいいと思っていたのです。

プロって、本当にすごいなぁ~~~~~と関心しました。

当たり前です!!
プロは絶対に失敗なんかできないのですから。

ただ、ただ、それまでの僕がプロ意識をもっていなかったというだけです(反省)

この失敗を経験したお陰で・・・・

「カメラマンへの道」を歩き始めた僕は、プロカメラマンとして大切な事に気がつくことができたのです。

この失敗の後、露出計、カラーメーター(色温度を計るメーター)そしてフイルター全種類を購入して1、2、3、4のすべての項目を完全にマスターする為に、外で、またスタジオで徹底的にテスト撮影をしました。

貧乏生活から1歩踏み出したばかりだったので、この時の出費はキツかったですけど(涙)
ここで、お金をケチって何もしなかったら今の僕は存在していなかったでしょう。

徹底的にマスターしたお陰で、それ以降の撮影では・・・

自分は、「被写体の顔色や服の色を完璧に撮ることができる!!また必要に応じて自分の好きな色に調整する事ができる!!」という・・ものすごい自信が生まれたのです。

失敗して編集者に「お前使えないな!!」って言われた日は
「あ~~~もうダメだ!!」「カメラマン失格だ!」と落ち込みましたけど・・・

今、自分の「カメラマンへの道」を振り返ってみると・・・

*大きな失敗というのは、その後の大きな飛躍の為のチャンスのような気がしますね。

この失敗から2年後・・・小さな仕事ばかりですけど、プロ意識を持って一生懸命仕事に取り組んでいた僕に・・
ある雑誌の編集長からの1本の電話があったのです。
その1本の電話から・・・

僕は「カメラマンへの道」を、それまでの数倍も早足で歩み始めるようになったのです。

その1本の電話の内容とは・・・

続く・・・

*カメラマンの仕事の種類によって、プロがやってることは今日書いた4つの項目以外にもまだまだ沢山あります。
また、今日書いた4つの項目も結構簡単に説明したので、詳しく知ってる人から「これでは説明不足でしょ?」と怒られそうですが・・・

そこはどうか・・・お許し下さい。

今日書いたのは僕がポジフイルムしか使っていなかった頃のお話です。

emi6.jpg

*このCDの撮影はブローニーサイズのネガで撮りました。
ノーマルで撮って、プリント時に色を付けたのもです。

 

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| カメラマンへの道 | 2008年07月17日 | コメント:4 | TOP↑

続「カメラマンへの道」

僕がこれでメジャーになれると自信満々での撮影・・
出来上がった写真を編集部に届けた僕に待っていたのは・・

撮影した写真を見終わった編集者の「何これ、全部使えないね!!」の一言だった。

彼のこの一言で、僕の心臓は凍り付いたのです。

そして、顔面蒼白になってる僕に言った彼のとどめ一言・・・

「お前、使えないな!!」で・・

撮影終了まで自信満々だった僕は、崖から突き落とされたのです(涙)

僕はいったいどんなドジをやったのか?

それは・・・

本当~~~に、実に初歩的な事だったのです。

実は・・・恥ずかしながら当時の僕は・・外での撮影は露出計を使って撮影していなかったのです。

カメラ内蔵の露出計TTLだけで撮影していたのです。

それは、学生時代からず~~とそうでした。
僕的にはまったく問題なかったからです。

専門学校時代、先生に「学生のうちから露出計になれてた方がいいぞ」と言われていたんだけど
「TTLでいいじゃん!!」と軽る~~く考えていたのです。

風景もスナップもお店取材も街角取材もTTLでの撮影でまったく問題なかったのです。

ところが・・・

ファッション撮影はそうではなかったのです。

つまり・・あたりまえなのですが・・服の色をきちんと出さなくてはいけなかったのです。

この時僕が依頼された撮影は、ブラック&ホワイトがテーマで
同じ場所で、スタイリストが黒い服でコーディネートしたものと白い服でコーディネートしたものをモデルさん着せて、それぞれの変化を美しく撮るという撮影でした。

出来上がった写真は・・・構図、モデルの表情&動きはまったく問題なかったのです。

ところが・・・
TTLで撮っていたので、モデルが黒い服を着た時はカメラの露出計TTLが服の黒に反応して自動的に露出を開けていたので、
上がった写真は、黒い服が黒ではなく濃いグレーになり、背景とモデルの顔は1段以上明るくなっていたのです。

白い服の時は、逆にカメラの露出計のTTLがモデルが着てる服の白に反応して・・
自動的に露出を絞っていたので、
白い服がグレーになり、背景とモデルの顔は1段以上暗くるなっていたのです。

それまで僕がTTL撮ってた、スナップや風景と違ってファッション写真は服の色を忠実に出さなければいけなかったのです。

僕は独学でカメラマンになったので、そんな初歩的なことを全く知らなかったのです。

露出計さえ使って撮影していれば、こんな失敗をしなくてよかったのです。

恥ずかしい話、貧乏だったのでTTLで撮れるから露出計を買うお金がもったいなかったのです。

つまり、僕が撮った写真は黒い服は濃いグレーになり背景とモデルさんの顔はオーバー、白い服を着たモデルの服は薄いグレーになり背景とモデルさんの顔はアンダーになっていたので、このページのテーマであるブラック&ホワイトがまったく写真で表現されていなかったのです。

素人が撮った写真そのものでした。

編集者に罵倒されながらアパートに帰った夜、僕は朝までやけ酒をを飲んでいました。
なんてことはせず(笑)

「もう、2度とこんな失敗をしたらダメだ!!」と反省して、2度と失敗しない為にその頃他の仕事で知りあいになったカメラマン数人に「お願いだから教えて、お酒おごるから!!」と・・・教えを請うことにしたのです。

彼らはみんなスタジオマンを経験して、カメラマンのアシスタントを経てプロになっていた人達だったので、それはもう知識は凄かったのです。

彼らに、今回失敗を話したら「お前、露出計使ってないの!!よくそれでカメラマンやってるね?」と・・びっくりしていました(笑)

そして、今度は彼らの話に僕がびっくりしたのです。

それは、今まで読んだカメラ雑誌にも書いていない、専門学校でも教えてくれないことだったのです。

まず、

1-プロは本番撮影の前には必ず○○で露出を確かめる。
2-同じ種類のフイルムでも厳密に見ると色が違う(これは眼から鱗でした)ので、
撮影前には必ず○○○○○○○をする。
3-スタジオ撮影の時は、必ず○○○を計る。
4-撮影が終わって現像に出す時は必ず○○○○○をする。

なんと、プロは絶対に失敗しない為に僕がまったく知らなかった4つの事をしていたのです。

この4つを教えてもらった僕は「え~~~プロってそんなことやってるの?それじゃぁ~失敗なんかしないよね!!」と関心したのを覚えています。

僕に教えてくれたカメラマンは「お前、こんなことも知らないでよくプロやってるよ!!」って、逆に驚いていました(笑)

この4つの事を知ってからの僕は、2度と同じ失敗をすることはありませんでした。
というか、それ以降の撮影で色を出す事、適正露出で撮るということにおもいっきり自信が持てたのです。

このプロならやってることは・・学校でも教えてくれなかったし、カメラ雑誌でも書いていませんでした。
一瞬だけ「プロってずるい!!」って思いました(笑)
でも、「これが、プロなんだ!」と関心したのを覚えています。

この、プロが絶対に失敗しない為にやっていた・・
プロが知ってて、プロのつもりでアマチュアだったの僕がまったく知らなかった事とは・・・

続く・・・

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| カメラマンへの道 | 2008年07月14日 | コメント:4 | TOP↑

久々の「カメラマンへの道」

僕がカメラマンになるまでの話「カメラマンへの道」を書くのはあまりにも久々なので、もうどこまで書いたか忘れてしまいました(笑)

多分・・

3年間アイデアを練りながらアルバイトで貯めた100万円を、たった1日で使って作品撮りをして、その作品を持って数社の雑誌社に営業に行ったらすべての雑誌社から撮影依頼がが来るようになった。
ということを書いて、「続く・・・」になっていたような気がします。

それでは、続きです。

作品を持って営業に行ってから、確かに撮影依頼が来るようになりました。

それも持って行ったすべての雑誌社から撮影依頼がくるようになったので、舞い上がっていました。

ところが・・・・

ファッション誌でも僕に撮影依頼がくるものは、お店の取材、街で可愛い服を着た女の子の取材、読者モデルの撮影などなどで・・

本当にやりたいメインのページ、つまり、そのファッション雑誌専属のモデルを撮る仕事の依頼はまったくなかったのです。

カッコいいモデルを撮った作品を見てもらって、それを気に入ってくれたから撮影依頼がくるわけだから、最初っからメインのページの仕事が来るものと勝手に思っていたのです。

でも、今思うと編集者的にはカメラマンのアシスタントの経験もない僕の腕を、100%は信用しないで少しずつ試していたのだと思います(笑)

今は、そんことはないと思いますけど・・

僕がカメラマンを目指していた頃は、まだまだ編集者も保守的だったようです。

そんな中、色々撮影をやっていた中の1つのファッション雑誌から、その雑誌専属のモデルを撮る、その雑誌のメインに近いページのロケ撮影を依頼されたのです。

それまで僕がやらせてもらっていた撮影は、スタイリスト、ヘアメイク、モデルさん達と一緒にロケバスに乗って、ワイワイ、ガヤガヤと楽しくロケに行くという撮影ではなかったのです。

明日がロケという前の日は「やった~~「これで俺もメジャーデビューだー!!」と大喜びしました。

そして、次の日のロケは楽しく終了!!

自信満々の僕は「これで編集長も僕の才能を分かってくれるだろう!!」と、上がりを持って編集部に行ったのです。

写真を見た担当編集者から

「いいねぇ!!」と褒められると思ってた僕が言われた言葉は・・

「何これ?この写真全部使えないな!!」だったのです。

そして、彼からのとどめの一言

「お前、使えないな!!」でした。

この一言で僕は、心臓が止まりそうになったのを覚えています。

プロの世界はとっても厳しかったのです(涙)

というか、僕の考えが完璧にアマチュアだったのです。

今思い出しただけでも「本当に何にも知らずにプロを目指していたんだなぁ~」と恥ずかしくなります(反省)

作品撮りでモデルを撮った時と、本当のファッション撮影(僕がこの時にやっていたファッション雑誌)で求められるものがまったく違っていたのです。

「あ~~僕が甘かった~~」と、メチャメチャ落ち込んだのを覚えています。

いったい何があったのか・・・・

続く・・・

これで、またしばらく書かないと怒られそうなので(笑)
今週は「カメラマンへの道」を書いて行きます。
お楽しみに!!

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| カメラマンへの道 | 2008年07月09日 | コメント:9 | TOP↑

「カメラマンへの道」

カメラマンを目指して東京に出てきてからカメラマンになるまで、25歳~30歳までの数年間は本当に辞書で貧乏という時を引いたら僕の名前が出るんじゃないか?(笑)と思うくらい貧乏生活をしていました。
貧乏と言っても本当にお金がないのではなくて、カメラマンになる為に必要な機材や作品を作る為のお金を貯める為に無駄使いを一切しなかったからです。

多い時は1週間に3つのアルバイトを掛け持ちでやっていた時期もあります。

そんな、お金を切り詰めた生活をしていた時の唯一の贅沢はジャズが流れている高円寺のカウンターしかないバーに行く事でした。
このお店は、確か2500円でボトルを1本入れたら、500円あれば朝まで入れるという安くて楽しいお店でした。

ここには僕と同じくらいの年齢の夢を持った人達が毎夜集まって朝までお互いの夢を語りあって飲んでいました。
カメラマン、漫画家、ダンサー、映画監督、脚本家、スタイリスト、ミュージシャンなどなど・・・

みんなお金はないけど、夢はいっぱい持っていました。

そして、1年が経ち2年が経ちと数年間の間に一人来なくなり、また1人来なくなりといった感じになったのです。
諦めて地元に帰った人、他の仕事に就いた人、お店で知り合った子と駆け落ちして東京から逃げた人・・などなど、色んな事情でお店に来なくなりました。

そんな僕もカメラマンの仕事が忙しくなって高円寺から引っ越してからは、お店に顔を出さなくなりました。

そして10年後・・久々に高円寺に行った時・・懐かしいそのお店の付近に行ったらなんとまたお店があったのです。

マスターも健在で、僕のことを覚えててくれてその夜は懐かしい話で盛り上がりました。

そして「あの頃、ここに来ていた人の中で・本当になりたいという仕事をやってるのはあんた一人だね」と・・言われたのです。

その時、色々語った中でマスターと僕が「どうして、僕だけがカメラマンになれたのか?」ということを語り合いました。

その時に僕が出した結論は・・・

1-女の子にモテなかったということ。

モテなかったお陰で、女の子と付き合う為にお金を使わなくてよかったのです。

人生って、すべてのことがその時の自分にとってベストな事が起こっています。

これは、モテなかった僕の負け惜しみみたいですね(笑)

2-お酒が強くなかった。

もしお酒が大好きだったら、意思の弱い僕はなんだかんだ理由を作ってお酒を飲むことにお金を使い、機材を買う為のお金を貯める事ができなかったかもしれません。

3-どんなことがあっても「カメラマンへの道」の歩みを止めなかった。

どうして、僕が「カメラマンへの道」を歩き続けることが出来たのか?

それはですね・・・

どんなことをするより、写真を撮るということが大好きだったからです。

女の子とデートするよりです。

まぁ~幸いにもモテなかったので比べようがないですけど(笑)

4-そして、最後の理由。

それは・・

カメラマンになれるとう自信があったのです。

この頃は技術的なことはまったく知らなかったけど、カメラマンに必要な技術さえマスターすれば「自分でも撮れる!!」「いや、自分の方が上手い!!」という変な自信だけはあったのです(笑)

そして、1番大きな理由は・・

25歳の時に会社を辞めて「カメラマンになる!」と決めたことです。

あの時「カメラマンになれたらいいなぁ~」と思っていたのなら・・

今もカメラマンにはなっていませんでした。

じゃぁ、カメラマンになって後悔していないのか?
今まで1度も後悔しなかったのか?

答えは・・・

1度たりとも後悔していません。
どんなに辛かった時でも後悔したことはありません。

なぜなら、写真を撮ることが何よりも大好きだからです。

大好きなことで辛いことを味わうのと、嫌なことで辛いことを味わうのとでは・・

同じ辛いことでも、そこで感じるストレスはものすご~~~い差がありますから。

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*赤い布バックを後ろに垂らして、おなじみのフロント紗幕で撮りました。
なぜ、ペーパーではなく布なのか?

それはですね・・・

ペーパだとストロボの光を反射してしまうのでここまで真っ赤にならないのです。

布バックは、ペーパーと違ってストロボの光を吸収してくれるので、赤い布の赤色がしっかりと表現できるのです。

黒いペーパを垂らしてストロボで撮った場合も、黒ではなく濃いグレーに写ります。

もし、真っ黒にしたかったら黒の布バックを使用したほうがいいですよ。

 

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| カメラマンへの道 | 2008年07月03日 | コメント:8 | TOP↑

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