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日中シンクロ

111018-2.jpg

*この日は、天気に恵まれたお陰で青空の下で元気いっぱいの写真が撮れました。

「さすが晴れ男のタクマクニヒロ」と言いたいのですが・・・・

実際は晴れてはいたのですが、被写体の立っている場所は太陽は当たっていなくて完璧に日陰だったのです。

また、ここはスタジオの屋上だったのですが、被写体が立ってる場所の廻りは高いビルが立ち並んでいる場所だったので、被写体のYさんに普通にカメラマンの目線の高さに立ってもらって撮ると、廻りのビルや看板が写ってしまうのです。

そこで、80センチ四方のスタジオにある大きなサイコロ、通称「大サイ」の上に立ってもらいました。

つまり、僕が被写体より下から80センチ程上に立っている被写体を撮るということです。

僕が下から撮っているので被写体のYさんには、下にいる僕をあたかも目の前にいるという感じでポーズをとってもらいました。

こうやって下から上に向かって撮ることで、彼の廻りの建物や樹木や看板などがファインダーから消え、空だけになったのです。

建物や看板などがファインダーから消えたのですが、今度は日陰になってる彼にどうやって太陽を当てるか?とうことです。

実際の太陽の光を顔に当てる為には、Yさんに20m程上に上がってもらわなければいけません(笑)
これは物理的に無理です。

もしこのまま日陰でレフとか当てて撮っても、被写体の顔の明るさに露出を合わせるとバックの空と露出が3段くらい違うので、空が真っ白になってしまうのです。

また被写体の顔も体も日陰で撮ることで、からだ全体に光が廻って柔らかくなってしまい、「太陽の下の元気な笑顔!!」という感じを表現できません。

そこで、日中シンクロという技法で撮ったのです。

学生のみなさん、日中シンクロというのはストロボを部屋の中とかスタジオではなく、外で日中にストロボを使うという意味です。

実は、青空と言っても実際の空はこの写真のように真っ青な空ではなかったのです。

白っぽい青でした。

そこで、空の色を「濃い青」に見せる為に、被写体と空の露出を2段くらい変えたのです。

空の適正露出がf8だとしたら、被写体に当たるストロボの強さを2段強くしてf16にしたのです。

もっと分かりやすく言うとですね・・

白っぽい空が被写体より絞り2段程暗くなるようにしたということです。

こうやって空の露出を暗くすることで白っぽい空が、「青~~!!」になるのです。

なぜ、グレーではなく青なのか?

それはですね、空が白っぽい青だったからです。

もし、曇りの日だったら、この方法で撮っても暗いグレーの空になるだけです。

フイルムで撮っていた頃は、バックと人物の露出を厳密に計って撮っていたのですが、今は撮ってすぐにカメラのモニターを見ながら、被写体と空の明るさをすぐ確認できるので、顔色と空の色の調整と顔に当たってるストロボの光の角度の調整は楽でした。

もし、フイルムで撮っていたらあの短い時間内では撮れませんでしたね、本当にいい時代になりました。

つまり、この写真は被写体のYさんに青空の下に立ってもらって太陽の光で撮ったのではなく、ストロボで太陽光を作って撮ったということです。

青空をバックに太陽の光で撮った写真に見えるでしょ(笑)

この撮影では、被写体になって頂いたYさんが、僕より高い台の上に立っているにも関わらず、僕の目の前にいる感じで素晴らしい笑顔をしてくれたので、あっと言う間に撮れました。

写真は被写体で決まります「感謝!」

これが広告の撮影でしたら、被写体を台の上に上げたりとか日中シンクロなんて考えなくても大丈夫です。

なぜなら、広告の場合は、必要な写真を撮る為に必要なことをすべてやってから撮るからです。

今回の写真だったら、まず、青空がキレイな南の島(ハワイなど)に行ったりして、本当の真っ青な空の下で太陽が被写体に一番いい感じに当たる時間で撮ります。

広告の場合は、ロケハンをしっかりして撮影に一番適した時間で撮影できます。

雑誌の場合は、特に被写体が俳優さんやタレントさんやアーティストなどなど有名人の場合は、95%くらいの確立でこちらの都合のいい時間帯に撮影現場には来てもらえません。

だからロケの場合、カメラマンはその時の撮影時間帯に応じた対処を瞬時にしなければいけないのです。

お陰で、アイデアの引き出しが増えます(笑)

その経験が、次の仕事で生かせます。

何事も経験です。


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| ライティングの紹介 | 2011年10月26日 | コメント:3 | TOP↑

犬やネコの写真を撮る仕事をしたい。

Q:私もタクマさんのように犬の雑誌なんかの写真を撮る仕事をしたいです、でも、どうしたらいいのか分かりません、いきなりでもうしわけありませんが教えて下さい、お願いします!!!

A:僕は犬写真専門のカメラマンではではないんだけど(笑)

あなたのように自分が好きな分野があって、その雑誌などの写真を撮るカメラマンになる方法はどれも同じなのです。

もし、犬とかネコが大好きでその雑誌の写真を撮るカメラマンになりたいと思ったらですね

1-犬とかネコの雑誌がどれくらいの種類出版されているのか調べる
   ↓
2-それらの中から、自分はどの雑誌の仕事をしたいのか決める
   ↓
3-雑誌が決まったら、その雑誌のどのページの写真を撮る仕事がしたいのか考える。

表紙を含めてどのページもやりたい!ということだったら、スタジオで撮る依頼が来ても撮れるか?ということを考えて、もし不安だったらスタジオで撮る練習をすればいいのです。
   ↓
4-自分がやりたいページにふさわしい作品&それ以外の自由な作品も撮る
   ↓
5-作品をまとめる
   ↓
6-作品を編集部の人に見てもらう
   ↓
7-気に入ってくれたら、撮影依頼が来る
   ↓
8-犬やネコを撮るカメラマンになりたいという夢が叶う。

書いてみると非常にシンプルです。

僕の場合は、犬を撮った作品を見てもらったのではなく

雑誌を制作しているスタッフを以前から知ってて、

その方に「タクマさん、犬好きだって言ってましたよね」と聞かれ「はい大好きです」

「だったら、犬の写真撮ってみない?」

「本当ですか?犬を撮らしてくれるんですか?うれしい!!」という感じで決まったのです。

ただ、生まれて初めてスタジオで撮るわんチャンの撮影は大変でしたね。

まず、当たり前のことなんだけど、コミュニケーションがまったく撮れないということです(笑)

笑顔くれない、目線くれない、じっと立っててくれない、撮影中なのに寝てしまう、おしっこをする・・などなど

これも、1回、2回と撮影していく中で試行錯誤しなががら、今の撮影スタイルが確立できたというわけです。

もう、どんなわんちゃんが来ても大丈夫です。

自分が本当に好きな被写体(分野)を撮るという仕事は、何があっても継続できるということです「はい」

雑誌ではなく写真集を出版したいという人は、犬やネコをどういうテーマで撮ったのか?ということがはっきりと分かる作品をまとめて出版社の人に見てもらえばいいのです。

テーマがしっかりしている作品は印象が強いです。

媒体がどのような媒体であっても・・・

あなたが撮りたい、作品を発表したいと思う媒体関係者に見てもらう為に必要な行程は、上に書いたのと同じです。

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| カメラマンの営業方法 | 2011年10月25日 | コメント:2 | TOP↑

写真家 スランプ克服法

「カメラマンへの道」を歩み始めて、実際に撮影の仕事をやっている人の多くは「まだまだキャリアが浅いのでいつも、反省することばかり」と落ち込んでいる人は多いと思います。

安心して下さい、あなただけではありませんから。

キャリアが浅くない(笑)僕でも、毎回反省することばかりなのです。

「今日は完璧な撮影ができた!」と思う時など100回に1回くらいしかありません。

いつも・・
撮影後「あ~~どうして?」と反省する箇所がいっぱいみつかって、落ち込むんですよ、本当に。

そんな時はですね・・・
落ち込んでばかりいてもしょうがないのです。

お酒飲んで、ぱ~~と騒いで忘れることです。

冗談です(笑)

反省した箇所を毎回パ~~と忘れていたのでは、また同じことを繰り返すことになりますからね。

僕がやってることは・・・

反省する点、修正したかった部分などを具体的に書き出して、どうやったら、次回 同じような撮影があった時に満足する撮影ができるのか?

ということを具体的に考えるようにしています、出来るだけ具体的にです。

僕は人物を撮ることが多いので、人物を撮るということで例を書きます。

1-被写体とのコミュニケーションが上手くできなかった

2-機材が十分ではなかった(カメラ、レンズ、ストロボ、3脚、レフ、パソコン、デジタルワークなどなど)

3-適したライティングができなかった

4-ロケなどで最適だと思う場所をみつけられなかった

5-撮影現場でクラインとさんとのコミュニケーションが上手くできなかった

6ー撮影前に考えていたようなカットが撮れなかった

7-撮影準備に時間が掛かり過ぎた

8-撮影時間が少なかったから、思ったようなカットが撮れなかった

などなど色んなことが原因で「あ~~どうして思ったように撮れなかったんだろう・・・」って反省するものです。

こうやって、何が原因だったのか?ということを出来るだけ具体的に書き出してですね。

1だったら1に関して、2だったら2に関して

「じゃぁ、今度同じような撮影をする時にどうやったら満足する写真が撮れるようになるのか?」ということを具体的に考えます。

そこで、何かを学ばなければいけない事だったら、学ぶ

購入しなければいけないモノだったら、購入する。

購入するお金がなければレンタルするか、その為にお金を貯める方法を考える

練習しなければダメなことだったら、練習する

という感じで、みつかった反省する項目を1つ1つ埋めて行く作業をしていきます。

この作業をやることで「あ~~どうして・・・」と落ち込んだことは・・

「あれを修正したお陰で前よりもいい写真が撮れるようになった」という、部分が見つかったということ、

つまり、お酒を飲みながらぱ~~と忘れてしまうのではなく

「これでまた上手くなれる!!」と思うようにしています(笑)

とにかく、反省する部分を出来るだけ具体的にみつけて、

その部分をどう修正すればいいのか?と・・具体的に考えて

『今』できることから1つ1つ修正していけばいいわけです。

だから、あまり落ち込まないようにね。

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| カメラマンの心得 | 2011年10月07日 | コメント:1 | TOP↑

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