レンズの違い
先日、アマチュアカメラマンの人達を対象にしたセミナーで
「同じカメラで撮る時には、値段が高いレンズで撮った方がいい写真が撮れると思って高いレンズを購入しようと思っているのですが、宅間さんはどうお考えですか」という質問をされました。
実は、僕自身そのことが気になって試したことがあるのです。
1−僕が使っているカメラメーカーのf1.2の50ミリ単焦点レンズ
2−カメラメーカーのf1.8の50ミリ単焦点レンズ
3−海外のレンズメーカーのf1.4の50ミリ単焦点レンズ
4−カメラメーカーのf2.8の24〜70ミリのズームレンズで50ミリで撮る
1〜4のテストを、
アシスタントに同じ被写体を、同じ場所で、同じ絞りで撮ってもらい、
僕は、どの写真がどのレンズで撮ったのか分からない
という状況で、どの写真がどのレンズで撮ったのか当てるという方法です。
さずがに、4はすぐにわかりましたけど・・・
それ以外に関しては、
どの写真が、どのレンズで撮ったのかすぐには分かりませんでした。
そこから大きなモニターでじっくりと見てみると、
2と比べると1と3の方が「ボケ感がいいかもね」という感じで2が分かりました。
ただ1と3は、どちらの写真がどのレンズで撮ったのか?
まったく見分けがつきませんでした。
特に3は、海外の超有名なレンズだったので、
写真を見た瞬間に、
そのボケ味や肌のしっとり感の違いがすぐわかると思っていたのですが、
僕には分かりませんでした。
レンズに詳しい人が見たら、すぐに見分けることができるのだと思いますけどね、
僕はダメでした(笑)
答えを知らされた後、
今度は僕がすべてのレンズで撮ってみて、それぞれのレンズの違いが分かりました。
何が違ったのか?というと・・・
それは、
自分好みの重さ、触った時の感覚、使いやすさ、
解放値にした時の見え方などなどが、微妙に違っていたということです。
「じゃぁ、どれがいい!!」となると・・・
なんと、2と3だったのです(笑)
そのレンズが、僕には使いやすかったのです。
僕にとって使いやすいということは・・・
「今この瞬間を撮りたい!!」と思った時に、
シャッターチャンスを逃すことなく撮れるということです。
つまり、それが僕には
「いい写真が撮れるレンズ」なのです。
このテストを通して僕が感じたのは
カメラメーカーの 「純正のレンズじゃなければ、いい写真が撮れない」とか
純正のレンズでも「値段が高いレンズじゃないといい写真が撮れない」とか
「ズームより単焦点レンズの方がいい写真が撮れる」とか
「海外のレンズの方がいい写真が撮れる」ということではなくて
そのレンズを使って写真を撮る自分が
「使いやすい」とか
「そのレンズの写り方が好き」と感じたレンズが、
自分にとって「いい写真が撮れるレンズ」なのです。
写真というのは・・・
「高級カメラ、高級レンズを使ったからいい写真が撮れる」というものではありません。
撮る被写体が、風景でも、動物でも、スナップでも、モデルさんでも・・・
撮るのは 「今この瞬間を、こう撮りたい!」 と感じるあなたの感性なのです。
人が持ってるカメラやレンズを見て
「あ〜〜あのカメラさえあったら」
「あのレンズさえあったら」と嘆くより
あなた自身の感性を高めましょう。
感性を磨くのにお金は掛かりませんから。
そして、お金が貯まったら欲しいカメラやレンズを購入すればいいのです。
それでは、今日も1日、今の自分がやるべき事にベストを尽くしましょう!!

*このブログで何か質問したいことがある人は、どのようなことでも大丈夫ですので遠慮しないで、このブログのコメント欄に質問して下さい。
僕が知らないことは「知りません」とはっきり言いますけど(笑)その時はお許し下さい。
あなたは……
スタジオライティングのことを知らないから、カメラマンにはなれない!!
と、諦めていませんか?
プロになる前の僕がそうでした。
プロが撮った写真を見て 「どんなライティングで撮ったんだろう?」って、思いませんか?
僕も独学でカメラマンになったので、今のあなたの気持ちがよくわかります。
そんなあなたの為に・・・
スタジオ撮影が未経験の人でもプロのライティングが簡単に学べるDVDを制作しました。
実は、スタジオライティングを学ぶことはあなたが想像しているより簡単なのです。
「ライティングのコツ」を知ればいいだけなのです。
僕が雑誌の表紙やグラビア撮影で実際に使っている、プロのライティングを簡単に学べる
★DVDは6つあります★
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詳しいことはこちらから
特に人気のあるのはこの2つです。
↓ ↓
プロのスタジオライティングが学べるDVD1→紹介動画
室内でクリップオンストロボを使ったライティングが学べるDVD5→紹介動画
自然光は入らない場所でも、自分の得意な光(ライティング)を作れるカメラマンは強いです。
「自分はこの光で撮ればいい写真が撮れる」という、圧倒的な自信が生まれるからです。
「ライティングに自信がない」 「プロのライティングテクニックを知りたい」という人は、
ぜひ僕が制作した→DVD を見て下さい。
☆☆「少しも役に立たなかった」と思った人には、全額返金していますから安心して下さい。
★「カメラマンになりたい」 「写真で稼ぎたい」という人の為にマンツーマンワークショップをやっています
↓ ↓
詳細はこちらをご覧下さい
★宅間國博のHPは→こちらから
★クリップオンストロボの周辺機材のことでしたら→エンジョイカメラ.JPさんが、オススメです。
★クリップオンストロボの周辺機材の使い方を学べるブログです→NPLUGGED STUDIO
*このブログへのコメントは、管理者が確認してからアップしますので、コメントしてからすぐにアップされなくても心配しないでください。
「同じカメラで撮る時には、値段が高いレンズで撮った方がいい写真が撮れると思って高いレンズを購入しようと思っているのですが、宅間さんはどうお考えですか」という質問をされました。
実は、僕自身そのことが気になって試したことがあるのです。
1−僕が使っているカメラメーカーのf1.2の50ミリ単焦点レンズ
2−カメラメーカーのf1.8の50ミリ単焦点レンズ
3−海外のレンズメーカーのf1.4の50ミリ単焦点レンズ
4−カメラメーカーのf2.8の24〜70ミリのズームレンズで50ミリで撮る
1〜4のテストを、
アシスタントに同じ被写体を、同じ場所で、同じ絞りで撮ってもらい、
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という状況で、どの写真がどのレンズで撮ったのか当てるという方法です。
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それ以外に関しては、
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「使いやすい」とか
「そのレンズの写り方が好き」と感じたレンズが、
自分にとって「いい写真が撮れるレンズ」なのです。
写真というのは・・・
「高級カメラ、高級レンズを使ったからいい写真が撮れる」というものではありません。
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撮るのは 「今この瞬間を、こう撮りたい!」 と感じるあなたの感性なのです。
人が持ってるカメラやレンズを見て
「あ〜〜あのカメラさえあったら」
「あのレンズさえあったら」と嘆くより
あなた自身の感性を高めましょう。
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そして、お金が貯まったら欲しいカメラやレンズを購入すればいいのです。
それでは、今日も1日、今の自分がやるべき事にベストを尽くしましょう!!

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と、諦めていませんか?
プロになる前の僕がそうでした。
プロが撮った写真を見て 「どんなライティングで撮ったんだろう?」って、思いませんか?
僕も独学でカメラマンになったので、今のあなたの気持ちがよくわかります。
そんなあなたの為に・・・
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実は、スタジオライティングを学ぶことはあなたが想像しているより簡単なのです。
「ライティングのコツ」を知ればいいだけなのです。
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特に人気のあるのはこの2つです。
↓ ↓
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「自分はこの光で撮ればいい写真が撮れる」という、圧倒的な自信が生まれるからです。
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2015年11月5日から、ブログを引っ越しました!!
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| カメラ・レンズ・機材の話 | 2014年03月02日 | コメント:1 | TOP↑
タクマさんへ、
損得無しのご意見、とても参考になるレポートでした。ありがとうございます。
| ますいしんいち | 2014/03/02 23:27 | URL |