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「カメラマンヘの道」をご覧になって下さっているみなさまへ。

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 写真家 テーマ 

Q:テーマに関して書かれていますけど、テーマを絞った方がいいということなどは、出版社の人やデザイナーさんが決めることだと思ってしまうのですが、最近書かれていることはタクマさんがいちカメラマンの意見として書かれているのでしょうか、出版社の人が言ったことを書いているのでしょうか、詳しいことを知りたいと思ったのでのでよろしくお願いします。

というような、内容の質問メールが着ました。

A:お答えします。

実は、僕は今でも作品を持って営業活動をしているます。

なぜなら、マネジャーがいないからです(笑)

今回のテーマの話は、僕が「ブルー・ノート」という写真集の数年前に二見書房から出版した「カインド・オブ・ブルー」(ややこしいけど、今雷鳥社から出版されている「カインド・オブ・ブルー」ではありません)という写真集を、出版する為に数十社の出版社を廻った時に感じたことを書いたのです。

実はあの写真集は、初めからテーマをブルーの写真にしてまとめるという発想はなかったのです。

僕自身のテーマは<写真集の中に書いているメッセージ>だったので、写真はそれまでに自分が撮り貯めて「これいいな」と思う色んな写真を持って「写真集を出版してもらえませんか?」という感じで営業していたのです。

そこで会った、90%以上出版社の人に聞かれたことは・・

・写真集のテーマは何ですか?

・あなたは何を伝えたいのですか?

・なぜ、写真集を出版したいのですか?

の3つが一番多かったのですね。

そして最後に僕の持って行った作品を見て「テーマがわかりませんね!」でした(笑)

そこで「いや、テーマは写真集の中に書くメッセージなので、この写真の中にはないんですよ」と言ったら、

「それでは本を書かれたらどうですか?」と一言(笑)

「いや、どうしても写真集という形で出版したいのですが・・」

「でしたら、テーマがしっかりしていないと私達としても、写真集をどう売って行けばいいのか動けませんから」

・・・と、殆どの出版社の人達に、ほぼ同じようなことを言われたのです。

だから、実感として分かるのです。

そこで・・

1社の編集者の方が「タクマサん、僕はのタクマさんのメッセージが心に染みました、ぜひなんとか出版したいと思います、ただ、今見せてもらった写真ではテーマ性がはっきりしません、

このメッッセージは写真集を購入してもらって初めて読んでもらえるものです。

その為にはまずテーマがしっかりと分かる写真集としてまとめなければいけません・・

タクマさんの撮った写真の中にあるブルーの写真がとてもきれいなので私自身好きなんですけど、タクマさん、ブルーの写真でまとめたらどうですか?それには、もっとカット数が欲しいのですがありますか?」

・・・というアドバイスをしてくれたのです。

そこで後日、ブルーの写真をまとめてその編集者に見てもらったのです。

そして、「いいですね、これでいきましょう!!」と・・

撮られている被写体はバラバラですけど『ブルー』というテーマがしっかり決まったのです。

つまり・・・このブログに僕が書いてることは、

僕が実際に多くの出版社の人やデザイナーの人達に実際に会って、そこで僕自身が体験して実感したことを書いているのです。

このブログには、僕自身が出版社やデザイナーやクライアントさん達に言われたことで・・

ドキドキした時の汗や、「これいいじゃないですか」と褒められた時に「うれしい~~」と、心がポット熱くなる感覚があるのです。

営業に歳とか経験などは関係ないのです。

クライアントさんの前では新人もキャリアのある人も同じなのです。

こんなおじさんになった今でも、ドキドキするし、うれしい~~と感じているんですよ(笑)

だからこそ、オープンワークショップやマンツーマンワークショップで会うみなさんの気持ちが手に取るように分かるのです。

まさしく実践で得た生の情報を話しているのです。

その実践で、撮影の仕事を増やしているからこそ、みなさんに伝えられるのです。

いくら、実践してても、撮影の依頼がまったくこないのではみなさんのお役に立つことはできませんからね。

*ただ、僕と同じような体験をしても人それぞれ感じ方は違うと思います。

もう100万回くらい書いてますけど(笑)このブログに書いてることはあくまで僕はそう思いますよ
・・ということなのでよろしく。

1011189a.jpg
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| 写真のテーマ | 2011年02月21日 | コメント:2 | TOP↑

コメント

営業活動・・・!?

現在もご自身で営業されていると聞いて目からウロコでした~

てっきり過去のご経験の話だと思っていましたが、ホントに実践のご経験だったんですね~!

タクマさんの身のこなしになぜか頭が下がる思いでいっぱいです。

先日購入した「カメラマンの道」の本もまた新しい気持ちで読み進められそうです^^

ご活躍お祈りしてます!!


| ueko | 2011/02/21 19:04 | URL |

先日のワークショップに参加させていただきました。
本当にありがとうございました。
大きな刺激になっています。
(ライブの写真や男性アーティスト写真、花の写真やスナップなどを見ていただいた者です。)

「テーマを絞る」
これは、タクマさんが私にもおっしゃったことでした。
それ以来、頭から湯気が出る勢いで考えています。
昔は「無題」という写真を写真雑誌のコンテストでも見たものですが、
やはり、もう一歩踏み込んだほうが良いのですよね。
「自分は何を感じたか」も考えてみます。

| sdei | 2011/02/22 00:12 | URL | ≫ EDIT














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